夫婦で紡ぐハーフビルド京町家
●設計事例の所在地:
京都府京都市
●面積(坪):
約25坪
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
京都市の北西部、歴史の面影が残る路地沿いに佇む、築90年余りの京町家をリノベーションする計画です。
京町家の趣ある雰囲気がお好きな施主様の要望で、和室の土壁や天井の板張り、木製階段等は極力残し、水回りを中心に部分的にリノベーションしました。
元々、1階には和室・洗面・トイレ・キッチンがあり、浴室はなく、水回りは各所に経年劣化が見られた為、和室以外は全面的に改修しています。
2階は和室が綺麗な状態で残っていた為、劣化部分の補修程度にとどめて、現状の意匠を維持しています。
新たに設ける空間には、極力樹脂やビニル系の素材を使わず、塗り壁やパーケットフローリング・モルタル・タイル等、経年変化を楽しめる素材をメインに、既存の空間にうまく溶け込むようなインテリアとしています。
又、改修前は敷地目一杯に建物が建っていた為、室内の採光が不十分であったため、1階の一部を撤去し、新たに庭を設けています。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
既存建物には浴室が無く、トイレや洗面も非常に古いものであったため、設備関係は現代の仕様に一新しました。
その他の画像: